YOGA MARU MIDORI / biiro

Diary

2023.07.19

「元氣」の「氣」のお話

  • YOKO
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日本語では久しぶりに会った友人に対して「元氣だった〜?」と挨拶をします。これはよくあるシーンです。今日はこの「氣」についてのお話です。「気」ではなく「氣」です。

「氣」は昔の漢字でしょ?って考える方もいると思いますが、日本が敗戦する前は「氣」を普通に使っていたそうです。第二次世界対戦で戦争に負けてから「気」に変えられてしまったようです。なぜ変えられてしまったのでしょうか、興味のある方は調べてみて下さいね。

そもそも「氣」とは、「エネルギー」のこと、ヨガなどでは「プラーナ」と言います。人間の身体の中にも「氣」があり、そして「氣」が滞ることなく流れがよいのがいい状態と考えられています。ヨガをした後に、心身に「すーっ」とした感覚がありますよね?それが「氣」が流れている状態です!この上なく気持ちいいですよね?

「氣」には、2種類あります。ひとつは生まれながらにして両親からうけとった「氣」。これは増えることなく、徐々に減っていきます。二つめは自然から頂く「氣」です。こちらは増やすことができます。太陽の光を浴びたり、呼吸をして空気中から、また食事からも「氣」を増やすことができます。「氣」の中に「米」という漢字がありますね?そうです、日本人は昔からお米を食べて生きてきました。「お米」を食べ、お米から「氣」を得て元氣に生きてきたたわけです。戦後、日本の食卓には小麦粉製品が増え、お米を食べる頻度が減ってしまいました。そして現代の日本人は「元氣」がなくなり、様々な不調を抱え、もやもや生きている方が増えてしまいました。確かに小麦粉製品は美味しく手軽でどんどん食べたくなります。ただなんとなく元氣がない、不調があるなど感じている方は、一度、食生活を見直し、お米を中心に「氣」を意識した食生活にしてみることをお勧めします。「氣」がたっぷりで、「氣」流れのよい心身に幸運が訪れますよ!  

YOKO

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