「完璧になる」こと
- YUURI
yuuriです。
いよいよ冬本番
吐く息が白くなり、胸いっぱいに息を吸い込むとつんと冷たく澄んだ空気がからだに満ちてくるのがとても心地いいなと感じています。
最近、インドでヨガを学んでいたときに師が言っていたことを折に触れて思い出します。
「完璧になる、のではなく、完璧なのです」
日々生活していると、ずっとあれをしなきゃ、これをしなきゃ、うまくやらなきゃと動き回ってしまうことがあります。
できるだけ色んなことを上手く進めよう、と思いすぎて、結局全部がいやになってしまったり。
完璧になろうとするということは、今の自分を否定するということ。
努力してパワーアップしようとするのはとても素晴らしいことだけれど、今の自分を否定して別のなにかになろうとすると苦しくなってしまいます。
どんなに不完全でも、それも含めてかんぺきなのだなあと、その言葉を聞いてから少しずつ思えるようになりました。
そしてそれは、ヨガで呼吸やアーサナをするときも同じだと思っています。
うまくポーズをとらなきゃ!深く呼吸しなきゃ!と思えば思うほど、うまくできなくなってしまったり。
だけど、上手くできなかったとしても、今の状態が自分にとっては”かんぺき”。
その状態の中で、心地よくからだを伸ばしたり、優しく呼吸したりすることで、ちょっとずつ体や心がほぐれていくように感じます。
金曜日の夜は、そんなふうにきてくださったかたのペースで、少しずつ体や心をほぐしてゆけるクラスにできたらよいなと思っています🕊
寒い季節、からだを動かしてあたためて、のりきりましょうね♨️
yuuri